PAG 河合『Personal Act Gene』|『毎年悩まされている人へ。 今から夏バテ予防の食事の仕方』

PAG『Personal Act Gene』河合です。 PAG『Personal Act Gene』は多様化する日本人の生活習慣病に関するヘルスケアの情報を配信するブログです。今回は「毎年悩まされている人へ。 今から夏バテ予防の食事の仕方」について書きます。

新学期、新年度が始まり、春の陽気な雰囲気で、体も心も花が咲くように解放的に。意識が外へ向きやすくなりますね。

活動的で積極性を感じる春ですが、体や頭はポヤ〜〜ンとし、まるで毎日が日曜日のような状態ではなりやすいのではないでしょうか?

そういえば最近、食事の量が減った、食欲が低下しているので自動的にデトックスと思っているなど、食生活の変化を感じている人もいるのでは?

冬の食生活は、鍋やチーズフォンデュなど重めの食事をしっかり摂り、食事をしながら別のレストランの話をするほど、食事にフォーカスすることが多かったではないでしょうか。

それは、体の寒さ対策で体が熱エネルギーを保持するよう、食事で熱を必要としていたため。冬は自律神経の交感神経が優位になり、消化力が上がるため、重めの食事も大量に消化できたのです。

それが春になると、チーズフォンデュを食べる気がなくなるなど、重めの食事を必要としなくなります。これは体からの素直な反応です。自律神経の副交感神経が優位になる夏へ向けて、体は一年を通した自律神経の反応で、シフトチェンジしてきているからです。

この時期は、一日の寒暖の差や春の嵐など天候や気圧も大きく変化しながら、日々の体の変化が進行していくため、自律神経のバランスが崩れやすいのです。そのために、消化力への負担もかかりやすくなります。

消化力の低下を季節のせいにして、無意識な食生活をしていると、どんどん消化が弱くなっていき、胃が夏バテ状態になりかねません。

すでに春の暖かさで食欲が落ち気味の方、消化力を低下させないような食事や生活、消化力アップのヨガなどを積極的に取り入れて、夏バテ予防しましょう。春から夏への移行はあっという間。すぐに夏がやってきます。

消化力の低下を防ぐために、胃に負担をかけない食事の仕方を心がけたいもの。そのためには、以下のことに注意してください。

【消化力に負担をかける食事、ケアする食事】

・ 食事、肉、魚、卵、乳製品、甘い菓子などの量を減らします。

・夕飯は、特に消化しやすいゆで野菜などの温かい食事を取ります。

・苦味のある春の青菜(芽キャベツ、菜の花など)はスッキリする効果があります。

・油もの、塩辛いもの、冷たい食べ物を避けます。

・体が重くなるので、ヨガやハイキングなど自然を感じながら運動します。

春から夏への季節の移り変わりを意識し、季節に応じた食事や運動を積極的に取り入れ、心地よい四季を健康的な体と心で味わっていきましょう。


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