PAG 河合|『Personal Act Gene』|「二日酔いで吐き気が止まらない理由」

こんにちは。PAG『Personal Act Gene』の河合です。今回は「二日酔いで吐き気が止まらない理由」についてご紹介させていただきます。

二日酔い時の吐き気を引き起こすさまざまな原因とは

二日酔いってつらいですよね。ではなぜ二日酔いになるのか?吐き気を引き起こす原因について説明します。

脱水による吐き気

原因のひとつとなるのがアルコールの利尿作用によって体内の水分量が減少し起こる「脱水症状」だそうです。利尿作用によって排出される尿には、体液中の電解質(ナトリウムやカリウムなど)が含まれており、これらは通常一定の量を保つように調整されていますが、尿でどんどん排出されることで減少するそうです。特にナトリウムの量は血液中の水分量にも影響しているそうす。血液の水分が減ると、消化器系の臓器への血流も減少し、機能低下による吐き気などが起こることがあるそうです。

アセトアルデヒドによる吐き気

アセトアルデヒドは肝臓でアルコールが分解される際に発生する物質で、毒性が高いため、吐き気や頭痛といった不快症状を引き起こすと考えられているそうです。少量のアルコールであれば、分解もスムーズに行われ、体から排出されるのも早いですが、アルコールの摂取量が多いと分解するのにも時間がかかり、長い間アセトアルデヒドが体内を巡ることになるので、それだけ吐き気などの二日酔い症状が長引いてしまうことになるそうです。

低血糖症による吐き気

肝臓はアルコールの分解代謝だけでなく、糖分の貯蔵や供給を行なっている臓器でもありますが、アルコールを摂取するとアルコールの分解が優先されてしまうため、体への糖の供給が減少してしまい、それによって体内の糖分が不足し、低血糖症状態となるそうです。軽度の低血糖症の場合、交感神経に影響を及ぼし、嘔吐やふるえといったさまざまな症状を引き起こしてしまうのだとか。

胃酸過多による吐き気

アルコールの分子は小さいので胃を保護する粘膜を通り抜け、胃そのものに刺激を与えるそうです。刺激を受けた胃は胃散を過剰に分泌するため、胃酸過多の状態になり、胸やけや胃のむかつきを起こしやすくなってしまうのだとか。
結局は、飲んでも飲みすぎるなという事ですね。

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